蒼き革命のヴァルキュリア プレイ記⑤

ひきつづき

蒼き革命のヴァルキュリア

プレイ記

 

ネタバレありでいきます。

 

さて、このゲーム、

 

・ストーリーが良い

という感想と

・ストーリーがわかりにくい

という感想が混在し、

 

・キャラクターが魅力的

という感想と

・キャラクターに魅力が感じられない

という感想も混在しています。

 

もちろん、たいていのゲームはある程度の賛否はあると思いますが、あまりにも両極端だな、

と思っていましたが、

その理由はおそらく

 

断章を見ていないプレイヤーが多い

 

のではないかと気づきました。

 

断章は、

 

・ストーリーの合間を埋めるもの(歴史書の項目で見ることができる)

 

・キャラの日常エピソード(手帳の項目で見ることができる)

 

のですが、

これがわかりにくい。

教授と学生が話している場面で歴史書と手帳を選択すればよいのですが、

歴史書は基本的にいままで見たムービーの振り返りであるため、

注意しないと新しいムービーが増えたことに気づきにくい(一応、「断章が追加された」というアナウンスとNewのマークはついていますが)

のです。

手帳の方は、そもそも小さく目立たないので、

手帳の存在にすら気づかないでゲームを終えたひともいるらしいです。(私も途中まで気づきませんでしたwww)

もっとわかりやすくすればよかったのに……。

おまけに、手帳の断章はパーティメンバーの場合、「出撃回数によって断章が開放される」ので、お気に入りのキャラばかりを出撃させていたら、最後まで断章が出てこないこともありうるわけです。

 

 

ひとつひとつの断章ムービーはそこそこ長いので、後からその存在に気づいても「長いから見るの後にしよう」となり、そのまま見るのを忘れた……ということも十分ありうるでしょう。

 

この断章を見たか見ないかで、ストーリーやキャラへの評価はかなり変わってくると思います。

というよりも、これを見ることを前提(とくに歴史書の断章は)としてストーリーは構成されていますね。

このあたりの微妙な不親切さも、このゲームの評価をさげてしまった一因でしょうね。

残念。

 

つづきます

 

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