年に一回遊ぶゲーム 「Bloodborne(Ver1.09)」

 ちなみに前回遊んだ記事は今年の2月でした。まあ暇になった時にサクっと始めて遊べるのがこのゲームの素晴らしさなので気にしない。

 

 

 いつもは技量上げで落葉までいくんだけど今回はもっと早く満足して辞めると思ったので脳筋ハンマーで行くことにする。

 

 

 「過去」 開始時の能力値が決定されるやつ。初めて遊ぶなら満足するまで悩んで決めるべきだけど、トロフィーコンプ目指して長々と遊ぶなら結局なんでも良いんじゃないかと思う。平均的に上げていくよりも好きな武器に必要な能力値がないといけないので自然と全ての武器を触ってみる初見は大変。もうこの武器でやっていくという意志の強い人や何度も遊んでる人には要求値さえ確保できればあとはフリーに割り振れるのでかなり良心的なゲームシステムになってる。装備重量や防具に必要要求値が設定されていないという当時最先端の開発陣の割り切り方がまじで神だったと思う。ただ、防具強化がなく武器強化のみなので長々と遊ぶには味気なく感じてしまうかもしれない。

 私のオススメは「村の生き残り」 体力が一番多いやつ。最初に必要なものってとりあえず即死しない体力確保なので体力さえあればなんとでもなる。探索するにしてもボスと戦うにしてもまずは体力勝負。あとこのゲームはスタミナ回復速度が速いので「持久力」いらないっぽく見えて走って移動する時や攻撃し続けた方が有利なモブとかもいるので序盤にこそ沢山欲しい。

 

 武器 「ノコギリ鉈」が結局良し。変な拘りがないならこの武器で序盤を進めてエミーリア戦には井戸前で拾った炎の結晶石をはめこんで以降はサブ武器として一生使っていける。宇宙爺や結晶トカゲもどきみたいな物理に極端に強いモブを処理するのに炎属性武器があるとまじで便利。中身が出てくる雷獣や獣属性相手にも搦手として用意できるのが素晴らしい。逆に属性攻撃が極端に通らないやつもいるのでメイン武器とサブ武器で別属性にする意味がしっかりとあるのがこのゲームの良いところだと思う。あとはあれだな。炎属性に派生させると武器強化以外での血晶石強化が聖杯ダンジョン行くまでまともに手に入らないので自然とメイン武器にだけ物理攻撃力増加の血晶石を回せるのもメリットだと思ってる。

 

 「教会の石鎚」 最初のボス撃破後に購入できるけどエミーリア撃破までは必要ないと言い切れる。それぐらいに序盤の「ノコギリ鉈」は強く、強化する手段も乏しく、はめこむ血晶石もない。ノコギリ鉈を炎属性に派生させた後はずっと主力武器になり得る。具体的には変形後のハンマーモードでモブからボスまで全部ぶちのめしていける。特に溜め攻撃は溜め時間こそちょい長いけど出てしまえば問答無用のリゲインと叩き潰しで一方的に有利がとれる。変形前の直剣はまったく信頼に値していない(※個人の感想)。言うて、銃パリィが強くて楽しいゲームなのでガッチャンガッチャン武器を変形させるのは日常。仁王の構え切り替えを無駄にかちゃかちゃするあれに似てる。

 筋力補正が高いので筋力に能力値を沢山振りたい気持ちはわかるが、そんなことよりもまずは「体力」と「持久力」が欲しい。あくまでも武器強化が進み補正グレードが上がると筋力に振った分攻撃力が上がっていくのを忘れてはいけない。

 

 レベルを上げるメリット このゲームはレベルを上げると「防御力」が上がる仕様なのでなんでもいいから能力値を上げていけば自然と硬くなる。それが体力なら最大HPが上がって硬くなるんだから死に難くなるのは当然の話。それ以外には致命攻撃である「内臓攻撃」のダメージが技量依存だけど一定レベルに達すると割合が上昇するという仕様なので技量マンじゃなかったとしてもレベルを上げることで自然と内臓ダメージは増えていく。「内臓攻撃」のメリットは多くてリゲイン確保分を一気に獲得できるのと攻撃モーション中は完全無敵。加えて先にこっち動けるのもまた戦闘を有利にしてくれる。

 このゲームはリゲインというゲームシステムがあるので相打ちになってもいいから銃パリィが成功できれば得しかしない。

 モーション無敵も発狂ゲージMAX時の発狂ダメージをモーション中に無敵でノーダメにしたり複数の敵に囲まれてる時も安全にダメージを与えることができる。

 大体の内臓攻撃後は相手が吹き飛ぶので回復するも良し、再度溜め攻撃を狙うも良し、火炎瓶を投げ込むも良し。一部の強モブは吹き飛ばし距離が短い都合で背後溜め攻撃→内臓攻撃→背後溜め攻撃→死ぬまでループが炸裂する。豚とかまさにそう。

 

 防具のチョイス 重量制限や要求能力値設定がないので好きにできるメリット以外にも、明確に次に戦うボスへの耐性を考えてささっと着替えることができる。その都合で沢山種類あった方が良くて、沢山防具の種類増やす為にも探索やNPCとの協力関係や殺して奪う等の必要性が出てくる。最初に下水道をうろついて狩人一式に着替えた時の感動はこのゲームを遊んだ人なら誰もが感じるものだと思う。そして毒を撒き散らすボスがきて毒耐性が一切ないので苦労するのもまた自然の流れ。だがしかし現在のVerでは啓蒙取引で毒耐性が高くてシスターを口説くときにも使える神父一式が手に入るなどいろんな救済及び楽しい追加があるので拠点の血の意志取引NPCと啓蒙取引NPCは見つけておこう。

 

 エミーリア前に魔女討伐 距離的には大聖堂の方が近いけどそこのボスは強いのでまずは魔女を討伐してレベル上げと武器強化素材の回収とカレル文字開放をやっておきたい。特にカレル文字開放は早ければ早い程有利になるのでがんばって開放したい。具体的には血の意志が勝手に増える「月」と内臓攻撃すると撃破時の血の意志が増える「継承」は同じことやってるだけでもらえるもんが増えるので拘りがないなら欲しい。あとオススメはスタミナ最大値を割合で底上げする「左回りの変態」シリーズ。それ以外はまあないなら埋めておけって感じ。ちなみに同じ名前だけどグレードが違うやつが沢山あるので必ず新しいカレル文字が手に入ったらグレードの高い方を使っているかチェックするの大事。また、重複するので「月」をあるだけつけておくだけでも良い。

 

 このゲームは基本的には「体力49」「持久力25」「武器に必要な能力値」あったらあとはもうやること全部一緒なのでここまできたら「左回りの変態」1つ以外の「月」や「継承」は内臓攻撃力が増加する「爪痕」にしても良いと思う。具体的にはここまでくるともう周回してるので必要なのは血の意志よりも一撃で殺し切れる火力が欲しい。血の意志はやってりゃ勝手に増えていくし、増えてもそんなに変化がない。ただし、いつもは技量上げでいっているからこその考えであって今回ハンマー狩人をやってたら内臓攻撃よりもハンマー溜め攻撃の方がダメージが出ているので内臓攻撃チャンスにもっかい溜め攻撃を入れている。こうなってしまうと内臓攻撃のダメージ底上げするメリットあんまりないね。ビルド次第なんだなって。一つ学んだ。

 

 「発見力」 Drop率的なやつ。能力値「神秘」を上げると増える。これ毎回「ノコギリ鉈」を炎属性派生させてるんだから神秘上げで遊べばお得じゃないかって思うんだけど丁度物理以外に耐性高いやつが出てくるので物理武器を育てないと先に進めなくなるんだよね。いやもっともっと神秘に振って万歳ビームとかを使ってみればいいのかもしれない。でも一人で遊んでると詠唱してる間に一発殴れるし一回転がって回避できるし一回下がれるし一回回復挟めるんだよね。マルチ遊んでいたらまた違ったのかもね。あと月光大剣とか遊ぶ人ならそれもまた選択肢にあるのかもしれんなあ。つまり他人事。

 

 早期DLC 最速でエミーリアを討伐してDLCに行けたとしても低レベルで行けるようなところじゃない。武器だけ拾ってきたいなら別だけど、そこまでして拾ってきたい武器がない。ただし、DLCの狩人や病人(半分獣人)はランク5ぐらいの血晶石をDropするので、一周目の終盤に聖杯ダンジョン攻略して血晶石を稼ぐよりも遥かに効率的に武器のダメージを底上げできる。まじで2個拾ってくるだけなので「獣狩りの松明」もってFarmするだけの価値はある。

 

 メインルートは乳母まで一気に攻略していくのが鉄板。難易度が遥かに低い。逆にDLCはめちゃくちゃ高い。Drop品は魅力的だけど目当ての武器や血晶石を拾いに行くぐらいに思ってFarmとかは諦めた方が良い。

 

 啓蒙取引 強化素材を交換できるようになったのまじで神。取引するのに必要な数字が多分公式がバグってるんだけどそれでも啓蒙を消費すれば手に入るのはでかい。無駄に周回しなくても良いのが素晴らしい。一周目だけ遊ぶなら拾った岩で十分なんだけど、それ以外にも防具なんかが血の意志以外で手に入るのは単純に嬉しい。てか一周目でNPCの防具一式とか高くて買えないんだわ。頭おかしい。

 

 啓蒙 1以上ないと人形が起動しない=能力値を上げることができない=血の意志を消費できない。一周目の定番だと「聖職者の獣」にエンカウントして1増やすのも悪くないけど、神父の自宅行く前のカラスがめっちゃ樽を守ってるところにも「狂人の智慧」が1つ落ちてるのでこれ砕いて啓蒙1確保するのが無駄に死ぬリスクもなくてオススメ。啓蒙が高いと発狂ゲージの溜まりが早いとか魔女エリアで無駄にモブが具現化するとかデメリットばっかりなので一桁になるように啓蒙取引で調整するのをオススメしたい。逆に周回してるとか経験者ならば終盤の強化素材を膨大な数こそ必要だけど購入可能なのでしっかりとため込んでおくのも良し。

 あとあれ。ボス前のお助けNPCを召喚するときにも啓蒙を消費する、はず。このあたりも発売当初と比べてちゃんと攻略させる救済システムあるのまじで偉い。

 

 輸血液と銃弾マラソン 何度も挑戦して倒せるようになる前に回復する手段や銃パリィする手段が先に枯渇して萎えてしまう人も沢山いるはず。確かにそうだ。本当はサクサクと進めて在庫が切れる前に終わるのが理想なんだけどそういうわけにもいかないのが死にゲーの辛いところ。特にブラボは最初から最大20個持てるけど最低保証はない仕様。さっきも書いた通りでカレル文字が開放されていたりすると獲得できる血の意志も増えてマラソン効率も上がるので魔女討伐あたりまでは辛いと思うけどがんばって欲しい。乳母前の影と豚マラソンができればそれだけで解決する話なのもあって、やっぱりメインストーリーをさっさと進めてしまうのを強く強く推奨したいね。そんだけDLCエリアは死闘になる。

 

 カレル文字4枠目 ここも今なら連盟に加盟するだけで埋めることができる+お供枠(つけていると専用の召喚が可能)が増えるので一周目は正直何もなくてもこれでいい気がする。DLCエリア進めて行くと見た目がやべーやつになるオススメのやつがでてくるんだけどそれまでは大人しく連盟でいいと思う。どうしても一人でやりたいんじゃいって人は鉄板の処刑隊の証でいいんじゃないだろうか。今回カラスおばちゃんヘンリックに惨殺されてしまってフラグぶち折れてまじで凹んでる。あいつお化け過ぎる。無敗過ぎる。強過ぎる。

 

 聖杯 一応、聖杯ダンジョンはずっと遊んでいられるランダム生成枠以外にトロフィー対象にもなっている聖杯があるのでそこを攻略するなら体力50以上は欲しいところ。本当は99まであった方がいいんだけどまあ一周目だけ遊ぶならDLCよりも後に挑戦するべきコンテンツだと思って間違いない。それぐらいむずい。具体的には制限がかかるので普段通りにはいかないところで難易度が上がる。逆に言えばそれをレベルと装備でごり押しすればいいので最後の最後にやるべき締めとして遊ぶのを推奨したい。

 ちなみに私がゲーム内ですらぞわぞわと悪寒がするレベルで恐怖するものが聖杯ダンジョンには存在する。赤色(召喚)蜘蛛の大群。あの動き方と生理的に無理な奇声。及びえぐい攻撃。全てが揃っている。画面一杯に埋まるぐらいの群れに襲われるとまじで精神が壊れる。しかも何が恐ろしいって死んでゲーム再会したらもう召喚始まってて召喚主倒さない限りダンジョン内に増え続けるんだわ。まじで通路の向こうからわしゃわしゃくると某弱点が多いYoutuberでなくても絶叫と共にラオウの如く恐怖を呑み込むしかなくなるんだわ。

 

 

 音声切り替え 日本語対応してる。声優陣は今ならもう誰でも知ってるアニメに絶対出てるぐらいの人達ですごい豪華。ただし、英語版と日本語版で全然ゲームの雰囲気が違ったものになるのでオススメは英語版。日本語版はまあ英語版知ってからでいいんじゃないだろうか。とはいえ、実験棟のやべーやつは日本語版の方がまじで聞いてて壊れてるっぷりが怖いのでオススメしたい。まあつまり一周目は英語で遊んで二周目は日本語で遊べばいいじゃんってそういう話。

 

 

 ロード時間がクソ長過ぎた時代はすでになく本当に遊び易くなってて感動する。と、同時に発売当初からよくぞここまで仕上がってくれたと思う。遊んだことない人はDLC込みで遊ぶのを強くオススメしたい。いろんな武器を適当に遊んでるだけでも楽しいぞー。

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