いけにえと雪のセツナ(PS4)‐Part1~往年の名作RPGリスペクトらしいゲーム




2016年2月に発売されたRPG。
2020年5月に700円で購入しました

これは発売前からクロノトリガーを意識したゲームみたいな宣伝を見た記憶があって、いつか必ず遊ぼうと思っていました。
結果として同コンセプトシリーズの次作っぽいロストスフィアを先にクリアする事になり、このゲームをやるタイミングもメチャメチャ遅れてしまったぜ・・

雰囲気はネットとか、このアメブロとかでも見てたんだけど、詳しい事は頭の中へ入れないようにしてました




主人公は謎の仮面騎士・エンド。
なんか勝手にクロノクロスの主人公みたいな明るい少年の物語だと思い込んでたんで、これはちょっと意外でした(笑)

イメージとしてはファイナルファンタジー4のセシル(暗黒騎士期)に近いかな




とある少女の殺害依頼を受けるという物騒な話。
俺の中にあったイメージとは正反対のストーリーなのでちょっと期待が膨らみました




その少女がセツナ。
結局はこの生贄になる運命の少女の護衛を務める事になってしまいます




旅立ち。
護衛の旅というと、ほぼFF10ですね

ロストスフィアの時も感じたんだけど、全体的に地味です。
ちょっと前に挙げたエニックスのソウルブレイダー、エルナードみたいにどこか寂し気な雰囲気なんだけど、ソウルブレイダーのようにBGMが神という事もない・・

この名作RPGの雰囲気を現代に蘇らせる的なコンセプトは素晴らしいと思うんですが、レトロ時代の名作RPGって80~100点くらいの存在なのに対し、このセツナもロストスフィアも60~80点くらいのゲームなんすよね。
面白いんだけど、名作ではなく佳作って感じというかな




旅立ってからすぐに船が怪物に襲われてしまうというハプニング。
名作RPGには付き物の展開ですね

序盤から中盤には必ずといっていいほど出てくるシチュエーション

まさか船を壊されて漂着するなんてベタベタな展開にならないよね…?


と思ったら・・・





キター!


おい。
ベタにもほどがあるけど、これだけ早い段階で漂着するのはなかなか無いかも




FF6のカイエン、FF10のアーロン的なおっさん・ヨミ。
どこかとぼけているようで実は頼りになるというこれまたベタなキャラ設定です




生贄を追う謎の大鎌男。
こいつとの因縁がひたすら続いてラスボスもこいつなのか、それとも更なる展開の広がりがあるのか楽しみにして進めたいと思うウインクウインク




早くも5人目の仲間と思われるキールとかいうメガネ君が登場。
近年のゲームでは当たり前になりつつある、いかにもオタク向けというキャラが居ないのは良いですね

イベントや会話シーンに関してはボイス(声優無し)
こういうプレイヤーの想像力に委ねる作りは個人的に好きなんだけど、現代だと好みが分かれる点かもしれません




そこそこ面白いんだけど、相変わらず昇華とかいうシステムがよくわからない。
ロストスフィアの時も最後の方でやっと理解出来た気がする

育成は経験値によるレベルアップ有りで、敵からGETした素材を売却して、その対価として法石を得るというシステム

法石ってのは魔法、技、パッシブスキル的なモンで、キャラに付け替えできます。
これからパーティー分けが頻繁にあるなら別だけど、無いならバトルメンバー3名の枠に入らないキャラの扱いが微妙になりそう。法石だったり、装備を使わないメンバーの分まで用意するの面倒だし‥(笑)


今のところレベル上げや素材集め作業は必要ないライト層向けなRPGという印象。
金貯めだったり、MPの回復手段に少し困ってますびっくりびっくり