ドラゴンクエストIV 導かれし者たち【第1夜】

新たな伝説の始まり



第1章 王宮の戦士たち



ここはバトランドという小さな国。
ある日、王宮戦士のライアンたちはお城へと召集された。



王は言った。
最近、子どもたちがいなくなるという事件が発生していると。



その原因を突き止めるのが王から下された命令だった。



王城から出立したライアンは行方不明事件が頻発しているイムルの村を目指した。



その道中も楽なものではない。
魔物が群れを成して襲い掛かってくるのだ。



ライアンは魔物たちを打ち倒しながら、イムルの村へとたどり着く。



村人に話を聞くと、子どもたちが何やら隠し事をしているらしいという。



聞き込みを続けるうちに、盗みを働き牢屋に捕らわれているアレクスという青年と出会った。
しかし、その言動は子どものようだ。
何か怖い目にあったらしい。



調べてみるとバトランドの城下町にアレクスの妻がいることが分かった。



アレクスの妻フレアは夫のもとまで連れて行ってほしいと言う。



ライアンは護衛をしながらイムルの村へと向かった。



アレクスに話しかけるフレア。
しかしアレクスは何も分からないようだ。



なんとか思い出させようとするフレアは、牢屋ごしにぱふぱふをする。



ぱふぱふの効果は絶大で、アレクスはすべてを思い出した。



イムルの村近くの森の中に、子どもたちの秘密の遊び場があるらしい。



ライアンがそこへ向かうと古びた井戸があった。



井戸の中を調べると、そこは洞窟へとつながっていた。



ここにも魔物たちがあふれかえっている。



ライアンが水辺を調べていると一匹のホイミスライムが現れた。



そのホイミスライムはホイミンと名乗った。
どうやら害意はないようだ。



人間になることが夢だというホイミンはライアンに同行したいと申し出る。
ライアンはそれを了承し、ホイミンは仲間となった。



ホイミンと共に洞窟内を調べていると一つの宝箱を見つける。
ライアンがそれを調べると、中には空飛ぶ靴が入っていた。



洞窟にはこの靴があるだけの様だ。
ライアンは洞窟から出ると空飛ぶ靴を履いてみた。
するとライアンの体が空高く舞い上がった。



空を飛びたどり着いたのは湖に囲まれた塔。



塔の内部で傷つき倒れた王宮の戦士を見つける。
その戦士は最後の力を振り絞りライアンに語り掛けた。
世界のどこかで地獄の帝王が蘇りつつあると。



しかし帝王を倒す勇者も育ちつつあるようだ。
魔物たちはその勇者を探すため子どもたちをさらっているというのだ。
戦士はそれだけ伝えると息を引き取った。



子どもを探し塔の最上階へ。
そこにはさらわれた子どもと魔物がいた。
助けを求める子ども。



ライアンは子どもを救うため、魔物に立ち向かった。



その魔物ピサロの手先は、火の玉を吐き襲い掛かってくる。
ライアンは身を焼かれながらもピサロの手先を切り裂いた。



ピサロの手先を倒し、子どもたちを救うことができた。



城に戻ったライアンは王にすべてを報告した。
そして勇者を見つけ守りたいと王に申し出る。



こうしてライアンは、この地のどこかにいる勇者を求め旅に出るのだった。




第2章 おてんば姫の冒険



ここはサントハイム城。
この国の王はアリーナ姫のおてんばさに頭を抱えていた。
ある日、王はアリーナを呼び出した。
アリーナは力試しの旅に出たいと言っていたのだ。



しかし王がそれを許すわけもなく、アリーナは城から出ることを禁じられた。



アリーナの教育係のブライや、神官のクリフトにも止められてしまう。



やはり城からは出してもらえないようだ。



アリーナは考えた。
道がなければ作ればいいと。
アリーナは自室へ行き、壁を蹴破った。



見事、城から抜け出すことができた。



しかしそこへブライとクリフトが駆け付ける。
一人では行かせられないと、二人も共に行くというのだ。
こうして三人の旅が始まった。



旅する三人の前に、次々と魔物たちが襲い掛かってくる。
しかし力試しにはうってこいだ。
アリーナは魔物たちを蹴散らしていった。



テンペの村へやって来た一行は村長のもとを訪ねた。
村長は悩んでいた。
娘を怪物の生贄として差し出さなくてはいけないというのだ。



自分が生贄の身代わりになり、怪物を退治すると申し出たアリーナ。



生贄の籠に入りその時を待つ。
すると三体の魔物が姿を現した。



カメレオンマンは自らの体力を魔法で回復してしまう。
長期戦になるかとも思われたが、ブライとクリフトの援護魔法で力を得たアリーナはカメレオンマンをあっという間に殴り倒した。



テンペの村を救ったアリーナは旅を続け、砂漠のバザーへとたどり着く。



そこでサントハイムの兵士と出会った。
兵士は言った。
すぐに城にお戻りくださいと。
王に異変が起こったというのだ。



急ぎ城へと戻るアリーナ。



なんと王の声が出なくなってしまったという。



国一番の美しい声の持ち主、詩人のマローニはさえずりの蜜というエルフの薬が効くかもしれないと言う。
その薬は砂漠のバザーで買ったらしい。



砂漠のバザーへと向かうアリーナ。
しかしそこで薬を買うことができなかった。



エルフが来るという西の塔に行けば手に入るかもしれないという情報を得たアリーナは、さっそく西の塔へとやって来た。



そこでアリーナはエルフと出会う。
しかしエルフはすぐに逃げ出してしまった。



エルフがいた場所を調べるとさえずりの蜜が落ちていた。



さえずりの蜜を手に入れたアリーナはサントハイムに戻り、王にそれを飲ませる。
すると王の声は元に戻った。



王は言った。
巨大な怪物が地獄から蘇りすべてを破壊している夢を見たと。



その夢の話を大臣にしようとした途端に声が出なくなってしまったというのだ。



何かが起ころうとしているのかもしれない。
そう感じた王はアリーナの旅を認めるのだった。



アリーナたちは隣国エンドールへやって来た。



エンドール王を訪ねると、いきなり武術大会で優勝してほしいと言われてしまう。



なんと大会優勝者と姫を結婚させるという約束をしてしまったというのだ。



優勝者が女性なら結婚をしなくてもよくなると、姫からも懇願されてしまう。



そしてアリーナは武術大会に出ることになった。
大会は5人勝ち抜きで決勝に進むことができるらしい。



決勝戦はすでに5人勝ち抜いているというデスピサロという人物が相手だ。



そして大会は始まった。
試合は休む間も与えられない連戦だ。



しかしアリーナは次々に対戦相手を倒していく。



5人目の相手はベロリンマン。
分身されると本体を見つけなければいけない。



きびしい戦いだったがリーナは5人を勝ち抜いた。



そしていよいよ決勝戦。



しかしデスピサロの姿はどこにもなかった。



アリーナの不戦勝が決まった。



歓声に沸く会場をあとにするアリーナ。
そこへ傷ついたサントハイム兵が現れた。
兵士は城に戻るように告げると息を引き取ってしまう。



サントハイムへ戻るアリーナ。
城の様子がおかしい。



王を始め、城の中には誰もいなかったのだ。




サントハイム王の見た夢とは…
姿を消したデスピサロとは…
そしてサントハイムの人々はいったいどこへ行ってしまったのか…
その謎を探るため、再びアリーナ姫たちは旅に出るのだった。





【第2夜】へ続く

 

 

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