Steam DeckのSSDを換装する

 

 

 

自分はそこまでゲームしないし要らないかな~と思って予約とかしてなかったんですが、

ほぼ未使用で定価以下のSteam Deck 64GBモデルがヤフオクで出てたのでつい買ってしまいました。

 

ゲームでの使用感とかは他のブログや動画でいっぱい紹介されていると思うので、自分なりに気になった事を書いていこうと思います。

 

 

 

Steam Deckには3種類のモデルがあります。CPU、GPU、メモリ(16GB)は共通です。

 

 

 

いつもSSDの発熱が気になっている筆者ですが、今回も気になったので手持ちも3種類のストレージで、速度と温度を比較検証していきたいと思います。

 

検証方法ですが、CrystalDiskMarkで1GBを5回の設定にして走らせた時の速度とその時の最大温度。

そしてWindows10の起動速度(パスワード無しに設定して、電源ボタン押下→ホーム画面が表示されるまで)を比較していきたいと思います。

 

 

 

 

Read/Write共に200MB/s台でした。

安いSDカードやUSBメモリよりは速いのでそこそこ快適に使えそうですが、64GBのメモリにWindowsやゲームを色々入れたりするのは容量的にちょっと無理がある気がします。

Windows10の起動も18.63秒で正直言って全然実用的な範囲だと思います。

温度は35℃から動かなかったんですが、センサーが入ってないのかもしれません。

 

 

 

 

B&Mキーで切れ込みが2つあるNVMeのSSDになります。ぱっと見SATAっぽいですがNVMeです。

 

 

Readはまぁ低速SSDらしい速度が出ていますが、WriteがeMMCに負けてます。少し使用後だったせいもあるとは思いますが、画面録画とかは厳しそうな気がします。

ランダム書き込みはそこそこ速度が出ています。

Windowsの起動は15.61秒とSSDになった分少し早くなっている様です。

温度は最高58℃なのでまだ許容範囲だと思います。

中古で4千円ぐらいでした。

 

 

上のSKよりも少し速いSSDです。

 

 

Read/Write共にSSDらしい速度が出ています。Windowsの起動も一番早く、13.22秒です。

が、最大74℃まで上がっているので結構発熱しています。

Steam Deckの放熱板に接触するようにすれば少し冷えるかもしれませんが、そのほかのICがSSDの熱でやられないかが心配になります。

新品で1万円弱でした。

 

 

 

Steam Deckは構造上SSDにまともなヒートシンクを付けられないので発熱の多いSSDをどの程度まで許容出来るのか気になるところです。256GBや512GBモデルの発熱はどれぐらいなんですかね?

それ以下なら問題無いと思うのですが・・・

 

WDのSN530(スペックはキオクシアと同じぐらい?)やSN740(高速高発熱らしい)も気になるんですが、他よりもちょっと値段が高いので(特にSN530が)検証用に買うのはもったいない気がしてます。

 

 

 

 

何が最適かは全くわからない状態ですが、自分はEmuDeckをSteamOSに入れてエミュ環境作って、Windows10で通常のSteamゲームやWinゲームを動かす予定です。

 

最初256GBのSSDを買って、SteamOSに15GB、エミュレータのROMとかはSDに入れて、残りをWindowsでって考えてたんですが、SteamOSに15GBだと流石に少なすぎたらしく30GBにしようと思ったんですが、連続したパーテーションになってないと15GB→30GBは出来ないので、再インストールが必要になって

WindowsはWindowsで200GBぐらいだとライブラリ内のAPEX入れて、100GB超えのゲーム入れようとしたら足りなかったので

256GBじゃキツイか~って感じました。

 

自分の場合は最低512GBはあった方が良さそうです。

 

 

 

 

いくつか気付いたことがあるので書いておきます。

 

  microSDカードを入れたまま蓋を開けるとほぼ壊れます。ぽっきり逝きます。最悪SDカードスロットもおかしくなります。

 

  2240規格のSSDの方が安く売ってるので自分も2240を買おうと思ってたのですが、valveの人もデカイSSD使うなって言ってたのもあって念の為に2230を買う事にしました。

  バラしてみた結果2240だとダメだなと思う事があったので書いておきます。

  メイン基板の上に放熱板(SSD交換する時に外す板)があって、発熱のあるICに対してサーマルパッドでくっつく形になっています。

  2240のSSDを入れた場合はこの放熱板に干渉する為、サーマルパッドがICに触れない(もしくは押し付けられない)状態になり特にSSDの近くにあるIC(おそらく電源関連)が全く放熱が出来ない状態になる事が予想されます。

  おそらく2230の高発熱SSDを使った時よりも致命的な問題が発生しそうです。

  電源関連のパーツは発熱で壊れる事が多い印象なので、そのまま使ってると2年は持たないのでは?と予想します。

 

 

 

 

って事で、もしSSDを追加で購入する事があれば更新すると思います。

 

次はSteam Deckの非公式オプションパーツについていくつか購入したので紹介したいと思います。

・ドック

・液晶フィルム

・シリコンカバー

 

 

 

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