ドラゴンクエストIV 導かれし者たち【第3夜】

第5章 導かれし者たち



エンドールから遥か東の山奥に名もなき小さな村があった。
その村に住む人々は決して村の外に出ず、よそ者を寄せ付けずひっそり暮らす毎日。
村人たち以外はそんな村があることさえ知らないはずだった。
しかし…

その村に住む少年ウタは17歳になろうとしていた。
幼馴染のシンシアと花畑で語らう。
大きくなってもこのままでいられたらいいのにと。



しかし村は魔物の一団に見つかってしまう。



母はウタに逃げろという。



村人たちもウタを逃がそうと必死だ。



ウタの父は言う。
私たち夫婦はウタの本当の親ではないと。



父はウタを地下室に避難させた。
魔物たちの狙いはウタだというのだ。



ウタには秘められた力があり、いつの日かどんな邪悪なモノでも倒せるくらいに強くなると父は言った。
そのために今は逃げて生き延びろと。



そこへやって来たシンシア。
その顔はとても悲しそうだ。



あなたを殺させはしない。
シンシアはそう言うとモシャスの呪文を唱える。
それによりシンシアの姿はウタそっくりになった。



そのままシンシアは外に飛び出していった。
しばらくして外から魔物の声が聞こえてきた。
勇者ウタを仕留めたと。



魔物たちの声は次第に遠ざかっていく。
ウタは地下室から出てみた。
そこは平和だった村の面影は一つもなかった。
村人たちの姿もない。



ウタは自らを鍛え、みなの仇を取るため旅に出ることを決めた。
初めての外の世界。
ウタは戸惑いながらも進んでいく。



エンドールの城へとたどり着いたウタ。



町の片隅であった女性に未来を占ってもらうことに。
その女性は言った。
ウタの周りには7つの光が見える。
その小さな光はやがて導かれ大きな光になると。



そこまで言って女性は驚いた。
ウタこそ自分の探していた勇者だと気付いたのだ。
そしてその女性ミネアはウタの仲間となった。



カジノで遊び惚けていたマーニャとも合流した。



三人は新たな土地を目指すため港町へと来ていた。
しかし灯台からの怪しい光により船を出すことができないのだという。



ウタはその灯台を調べることにした。
魔物が関わっているに違いない。



そこで一人の商人と出会った。
商人は灯台に灯る邪悪な炎を消しに来たのだという。
しかし魔物に阻まれ先に進めないそうだ。
ウタは商人に代わり邪悪な炎を消すことにした。



邪悪な炎を消すためには、灯台の中に隠されている聖なる種火が必要らしい。



ウタは灯台内を隅々まで探し聖なる種火を発見する。



最上階では邪悪な炎が燃え盛り、その周りで魔物たちがウタたちを待ち構えていた。



襲い掛かってくる三体の魔物。
しかし力をつけつつあるウタたちの敵ではなかった。



ウタは聖なる種火を邪悪な炎の中に投げ入れた。
すると聖なる炎が輝きだす。
これで船も出航できるはずだ。



港町に戻って来たウタの前に、先ほどの商人が現れた。
商人は魔物たちに狙われているのだという。
ウタと共に行きたいと言う商人。



こうして商人トルネコも旅の仲間となるのだった。



船に乗り世界を旅する一行。



とある町で病に倒れた旅の神官たちと出会う。



神官の旅仲間の老人が言うには、彼らの主人アリーナ姫が一人で薬を取りに行ったらしい。



姫を助ける手助けをしてほしいと言う老人。



ウタはそれを受け入れる。
こうして魔法使いブライも仲間となった。



薬になるというパデキアを求めソレッタの国へとやって来た。
だがパデキアはすでに全滅してしまっていた。



しかし南の洞窟にパデキアの種が保管されているかもしれないという。



一行はその洞窟へと向かった。
洞窟内は動く床が敷き詰められ、ウタのゆく手を阻んだ。
しかしなんとかその床を突破。
パデキアの種を手に入れることに成功する。



ソレッタへと戻ったウタは、さっそく種を植えた。
すると見る見るうちに芽が出てくる。
そうしてパデキアの根を手に入れるのだった。



神官の待つ宿に向かうと、そこにはアリーナの姿が。
パデキアが見つからなかったので戻って来たらしい。



ウタはパデキアの根を煎じ、神官に飲ませた。
すると見る見るうちに顔色がよくなり、意識を取り戻した。



アリーナたちはデスピサロを探す旅をしているのだと言う。
デスピサロといえばウタの村を襲った魔物たちを指揮していた者だ。



目的が同じだと分かったアリーナたちもウタの仲間となった。



ウタたちはキングレオの城へ来ていた。
ここにはミネアたちの父親の仇がいるはずだ。



ウタたちが王室へと続く隠し通路の前に来ると、そこでは一人の戦士が城の兵たちと争っていた。



戦士はあっという間に兵たちを倒す。
ウタに気付いた戦士は驚愕の声をあげた。
ついに探し求めていた勇者を見つけたと。



その戦士ライアンと共に王室へと侵入するウタ。
しかし兵士に見つかってしまう。
ライアンは兵士たちを引きつけ、王座に座る魔物を倒すよう言った。



そこにいたのはかつてミネアたち姉妹が敗れたキングレオだった。
ここに姉妹の仇バルザックはいないという。



キングレオは退屈しのぎにとウタたちに襲い掛かってくる。



四本の腕から繰り出される攻撃は強烈。



しかし姉妹もあの時のままではない。
マーニャの魔法がキングレオを捕らえた。



ついにキングレオを倒した。
地獄の帝王を滅ぼすと言われる勇者はデスピサロ様が殺したはずだと言い遺しキングレオは倒れた。



そこへ兵たちを倒したライアンがやって来た。
そして共に戦うと言い、ウタたちの仲間となった。



こうしてウタの周りに7つの光が集まった。
ウタは仇であるデスピサロを追い、間もなく蘇ると言う地獄の帝王を倒すため旅を続けるのだった。


【第4夜】へ続く

 

 

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