The Sexy Brutale(セクシーブルテイル) プレイ記⑨

ひきつづき

The Sexy Brutale(セクシーブルテイル)

プレイ記

 

ネタバレありでいきます。

 

豪邸セクシーブルテイルで起こった悲劇。

それは、屋敷の主人であるルーカスが、維持費のかかりすぎる屋敷を燃やし、

保険金をもらう、という詐欺を企んだことから起こりました。

もともとのルーカスの計画では、

爆薬にタイマーをしかけ、パーティが終わり、招待客たちが帰ったあとに起爆して屋敷を燃やす予定でした。

ルーカスは、招待客を送っていくことにより、自らのアリバイを作っておくつもりだったのです。

しかし、ルーカスはタイマーの配線を間違えるという致命的な間違いを犯してしまい、

予定よりもはるかに早い時間に爆発が起こり、

結果、ルーカスは逃げようとして窓から落下して重症、

妻のエレノアや招待客たちは、火事に巻き込まれて命を落としてしまいました。

 

とりあえず、この瞬間だけでも悲劇を食い止めるため、行動を起こします。

とはいうものの、部屋にはとくに仕掛けらしいものはなく、

しかも他の部屋へ行くことはできません。

どうするのか?

こういうときは、このゲームの基本、観察です。

中二階で様子を伺うと、

 

・ルーカスが爆弾を運んでくる。

・その後、忘れ物をとりに出ていく。

 

という行動をとります。

爆弾にはタイマー用の時がついており、その時計をリスタートポイントに変更し、時間を正午に戻します。

そうすると、正午に爆弾のあった部屋がリスタート地点になっています。

この部屋には、ニッパーが落ちており、それで爆弾と時計をつなぐ線を切ればゲームクリアです。

 

ここで、すべての真実が明らかになります。

ドクロ仮面の男の正体はルーカス。

屋敷の使用人たちの正体もルーカス。

もちろん、吊るされていた老人もルーカス。

そして、ラフカディオ・ブーンの正体も、またルーカスでした。

 

招待客も妻も死んでしまったのに、大けがをしたもののひとり生き残ったルーカス。

この世界は、ルーカスの後悔が作り出したものであり、

招待客たちが死ぬという結果も変えることはできず、せめて焼死以外の死に方で……ということで、あの奇妙な殺人が起こっていたのでした。(この時点ですでにルーカスの発想には異常が生じていることがうかがえます)

ルーカスは永遠の狭間で自分を罰し続けているのでした。

しかし、

妻のエレノアはルーカスにもうこれ以上苦しんでほしいとは思っておらず、このループを断ち切るため、

この世界に介入をしていたのでした。

エレノア自身も、そして友人だった招待客たちも、

ルーカスが永遠に苦しむことを望んではいない。

もうこれ以上自分を責めるのはやめて前を向いて欲しい。

その思いを受け入れ、

永遠のループを止めることを決意するブーン=ルーカス。

これで、彼は救われたのか?

それとも、いままで以上に苦しむことになるのかは不明ですが、

とりあえず真相はすべて明らかになり、物語は幕となります。

 

しかし、

まだ隠しEDがあるようなので、もうすこしだけどつづきます

 

 

 

 

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