The Sexy Brutale(セクシーブルテイル)

プレイ記

隠しエンディングへ行きます。

各エンディングの条件は、

・屋敷に散らばるすべてのトランプを集める。

・「悪習の鍵」を使って入った先で悪魔（？）と話す。

ことです。

ちなみに、トランプをすべて集める前にも悪習の部屋は開けることができ、

一度開けてしまえば時間が戻っても空いたままとなります。

先にあけてしまったほうがいいかもしれませんね。

その際、悪魔に話すと「トランプを集めてもってこい」

と言われます。

トランプは、わりと目立つ場所に落ちてあるなど、意識しなくてもかなりの数があつまりますが、

全部そろえるとなると話は別です。

見えにくいところに隠されていたり、ゲームの進行とは関係ない場所に落ちていたり、

暖炉の中に隠されており、一定の時間までにみつけないと、使用人が暖炉に火を入れるため燃えてしまうというものもあり一筋縄ではいきません。

しかも、

集めたトランプの枚数はわかっても、どの種類がそろっているかということはわからないので、

後で攻略サイトなどをみても、どこをとっていないのかがわからなかいという事態に陥る可能性もあります。

とはいうものの、屋敷はそこまで広くはないので、

根気よく、しらみつぶしに探していけばなんとかなります。

こうして、すべてのトランプを集めて再び悪習の部屋へ行くと、

悪魔から

「すべてを忘れて、楽しく過ごそう」と提案されます。

そして、そのまま正面玄関へ強制移動されます。

唯一通れる扉を開けてダンスホールへ行くと、

ゲストたちが、そしてエレノアとルーカスが、

みんな仮面をつけず素顔のままで、

楽しくダンスを踊っていました。

一見、和やかなハッピーエンドに見えますが、

これは犯した罪に背を向けて都合の良い妄想に浸っているという、

非常におぞましい光景です。

奥のステンドグラスを能力で破壊し、部屋から脱出すると、そのまますべてが止まり、スタッフロールとなります。

う～む。

これはやはり「真エンド」とも、「ハッピーエンド」とも言えない、あくまで「隠しエンド」ですね。

苦労してトランプを集めて見せられた光景が、あまり気分のよくないもの、というのもまたこのゲームの一筋縄ではいかないところかもしれません。

次回は総評です。

The Sexy Brutale(セクシーブルテイル)　プレイ記⑩