「タクティクスオウガ クリアまでの奮戦記」 その38

前回のあらすじ。

 

ハイム城では、捕らえられた

 

ヴァイスが処刑された。

 

フィダック城陥落の知らせや、

 

ドルガルア王の娘が生きていた

 

という事実が、多くのバクラム人を

 

震撼させていき、もはやヴァレリア

 

戦乱は民族紛争ではなく、自由を

 

得るための戦いへと変化していく。

 

そんな中、捕らえられていた

 

聖騎士ランスロットに、暗黒騎士

 

ランスロットが話しかける。

 

では、続きから

 

力で縛り付けるやり方

民衆は、日々不満を高めている。

ローディスのやり方に問題が

あるのではないかと訴えるが

 

彼らは、自ら力で支配されることを

望んでいると主張

 

自らの手を汚し、リスクを背負い、

自分の足だけで歩いていく、

そんな奴がどれだけこの世の中に

いるのか?

 

貴公らの革命はどうだっかか?

血を流し、命を懸けて守った民は

どうだったか?

自分の身を安全な場所に

置きながら勝手なことばかり

言っていなかったか?

 

聖騎士は、彼らは生活を維持するだけ

で精一杯だったからと言いますが、

被害者でいる方が楽だから

そのような態度をとっていたと反論

 

彼らは不満をこぼしたいから、

弱者の立場に身を置く、

望んで「弱者」になるのだと言います

 

聖騎士は、人には人生を決定する

権利がある、自由があると言いますが、

暗黒騎士は、自由とは自分で

勝ち取るもの

 

しかし、は自分以外の誰かに

自由を求める。自分では何も

しないのに権利だけは主張する。

救世主の登場を待っているだけ。

自分では何もしない、それが民だ!

と言い放ちます

 

民に自分の夢を求めてはいならない。

支配者は与えるだけでよい。

支配されるという特権をだ!

 

人は深い業を背負った生き物。

より楽な生活を望み、そのためなら

人を殺すことだって厭わない。

しかし、そうした者でも罪悪感

感じることはできる

 

「これは、自分のせいじゃない。

世の中のせいだ」と。

ならば、快楽を貪ることしか出来ない

愚民にはふさわしい役目を与えよう。

全ては我々が管理をする

 

我々は病に侵されたこの世界から

その病因を取り除こうとしているだけ。

 

聖騎士は、人の心には間違ったことを

正そうという自浄作用があると主張。

それを待つという考えを聞き、

暗黒騎士は、相容れないことを

改めて思います

 

そして、暗黒騎士はカチュア

呼び寄せ

 

彼女の正体を明かします

 

カチュアが手中にある限り、

暗黒騎士の先ほどの主張は

実現してしまいそう

 

カチュアは、チェリーを弟として

愛していたが、実の弟ではなかった。

そして、カチュアを見捨てた、

手に入らないなら、いっそ・・・

という感じで、もはや自暴自棄でしょう。

見事に洗脳されたようです

 

そして、カチュア共に

この場から去ります

 

 

今回は、ここまで。

 

暗黒騎士の言い分にも、

 

筋が通っているところもあり、

 

耳が痛いところ。このままでは、

 

暗黒騎士の思うとおりになりそうです。

 

では、また次回。