【前編】俺のテレビゲーム総選挙ベスト100 ファミコン~PS4まで30年の思い出




先日、テレビゲーム総選挙という番組が放送されていたので、一部を見て後はネットで結果を見ました。
個人的にはまあそうだろうな~という印象のランキングでしたが、なんかモヤモヤする部分もあったりします(笑)

なので、俺のテレビゲーム総選挙として自らのゲーム史を元気があるうちに1度振り返ってみたいと思う。
いつか1本ずつ思い出を語るつもりがなかなか昔のゲームについて書く機会が無かったので、これはいい機会かなって真顔グッ


俺のゲーム史はファミコンから始まり、初代プレイステーションからPS系に偏ってきました。
アドバンス、ゲームキューブ、DS、3DSは買いましたが、WiiからSwitchまでは未購入なので、近年は更に偏ってしまうと思います




これまで遊んだゲームはおそらく2000~3000本
近年のPS系で遊んだものはトロフィーとして数字で残っていますが、コアなトロフィーマニアはスキップや短時間でトロフィーを取得できるゲームで水増ししてたりするので、トロフィー数=幅広くゲームを遊んでるとは言いきれませんが、1つの目安にはなるかなと思うので、一応載せておいた。俺はコアでマニアな層ではありません。
1本に最も時間を掛けていたのがスーファミ~初代PS期。PS2期から時間とお金の関係が逆転して、1本に掛ける時間が徐々に減っていきました

最近だと100時間以上遊ぶゲームは年に1~2本あるかって感じですね(オンライン専用ゲームは除く)


■マイルールとして・・

・ 本家ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジー系、龍が如く系、マリオシリーズ、ドンキーコング、パワプロは含まない
・ ゲーム機でのソフトのみ
・ ランキングではなく、俺のゲーム歴を語る上でどうしても挙げたい100本


これらのシリーズだけで20~30枠は埋まってしまう可能性があるので最初から省きます




1.ドラゴンボール 強襲サイヤ人(1990年)
2.ドラゴンボール 激神フリーザ!(1991年)


ファミコンのドラゴンボールといえば神龍の謎が有名ですが、理不尽さが無くクリアまで遊べるシリーズになったなと感じたのがこの2本です。
どちらも近年のDBゲーではあまり見かけないコマンド系RPGですが、DSで発売されたサイヤ人来襲というソフトがこれらを思い出すような良作のドラゴンボールRPGでした。でもファミコンだと以降のDBRPGはあんま面白くなかったんで、この2作だけ出来が良かったのかも

DBは当時の原作漫画、アニメ、カードダス人気と連動してゲームも流行ったので、世代的に外せません(笑)




3.桃太郎伝説(1987年)

最近、桃鉄がヒットしてましたが、俺の中ではやっぱこっちです。
システムはドラクエ1的な主人公だけで冒険するRPGなんだけど、近年では珍しい下品さ&くだらなさが魅力。結局は『ふ』という最強パスワードでクリアするくらい当時の俺には難しかったんですが、思い出補正は加わって外せない1本です
 

 


このOP曲を聴くだけで切なくなります・・。

 



4.帰ってきたウルトラマン倶楽部2(1990年)

これも思い出補正が強い1本です。
誕生日に自分で買うと選んだ人生初のRPG(という記憶)なので、俺のゲーム史には欠かせない1本。内容はSDウルトラマンを題材にしたRPGなんだけど、パスワード制なのが厄介。
当時はクリアできず、近年になってレトロフリークの力を借りてクリアしました。仮面ライダー倶楽部(1988年)も入れたいところですが、今回は選出外という事で(笑)




5.SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語2 光の騎士(1991年)

現代に例えるならポケモンカードとか、少し前の妖怪ウォッチメダル並みに当時大旋風を巻き起こしてたのがSDガンダムのカードダス(ガンケシ含)。
同じSDガンダム系であるガシャポン戦士も入れようか迷いました。
一般的にはファミコンの初代ナイトガンダム物語が最もメジャーだと思うけど、ここはあえて自分で買ったナイトガンダム物語としてシリーズの2を挙げてみた。初代はドラクエ3+カードダスでしたが、この2はファミコンとスーファミの中間くらいまで進化した遊びやすいRPGでした。
ちなみにファミコンでは3まで発売されてるけど、3作目の存在感はかなり薄かったですね




6.レーサーミニ四駆 ジャパンカップ(1989年)

ファミコンのボードゲームは人生ゲーム、桃鉄、おぼっちゃまくん辺りが思い浮かぶんですが、俺の中ではコレです。
ボードゲーム+ミニ四駆でのレースが出来るし、友達と複数で遊べたのが大きい。このゲームでバイオリズムという単語を知りました(使う機会はないけど‥)




7.ファイアーエムブレム外伝(1992年)

今では国民的シリーズになったFEシリーズの初期作品。
共通の友人とは仲が良いけど、直接2人きりで遊ぶほどでないT君の家で見て衝撃を受けたゲームです。たしかマミーにサンダーソードか何かで攻撃してるシーンを見てビックリしたんだっけな・・。今となればそれの何が凄いんだよって話ですが(笑)

後に自分でも買い、シリーズ自体にハマりました




8.ファミスタ(1986年)

初めて遊んだのは燃えろプロ野球ですが、友達と対戦して野球ゲームの楽しさを知ったのはファミスタでした。
スーファミ中期あたりからはパワプロの登場で影響力を失っていきますが、歴史となるとこれは欠かせない。個人的には近所の中古ゲーム屋の名前がファミスタだったこともあって、二重に印象に残ってます(2000年前後に閉店)。
架空選手であるピノ=超がつくほど足が速かったんで、今でも足が凄く早い選手が出てくると『ピノかよ』と言いたくなります(笑)





9.キャプテン翼2(1990年)

人気漫画&アニメ原作のコマンド系サッカーゲームです。
これも自分で買った時は飛び上がるほど嬉しくって、遊びに来た友達もかなりの割合でキャプ翼を遊んでました。近年ではあまり見かけないジャンルな気もしますが、ファイナルファンタジー10のブリッツボールというミニゲームが似たシステムですね。
ゴールネットは破れまくるし、選手はネイマールが真っ青になるほどガチでブッ飛ぶハチャメチャサッカーゲームでもある




10.コナミワイワイワールド(1988年)

コナミから発売されたゲームの主人公たちが共に戦うオールスターアクション。
これは、いとこの親父が「面白いゲーム教えてあげる」って俺にプレゼントしてくれたんですよね。俺も楽しんだけど、遊びに来た友達からの人気もかなり高かった。
現在ではオールスターゲー=スマブラシリーズかもしれませんが、歴史となればコナミワイワイワールドでしょう。
30年以上の時が経ち、俺はゲーム大好きなしょうもないオッサンとなり、いとこの親父は高校の校長先生になってます・・トホホ




11.クインティ(1989年)

協力プレイ可能なパズルアクションゲーム。
似たようなジャンルならボンバーマンがメジャーかもしれんけど、俺はクインティが好きなんですよ。床をめくって敵を壁に押し付けて倒すというシステム。
色んな友達と一緒に遊んだけど、クリアできたのはN君とコンビを組んだ時だけでした




12.ナイトガンダム物語 大いなる遺産(1991年)
13.ナイトガンダム物語 円卓の騎士(1992年)


スーパーファミコンでもやはりナイトガンダム。
個人的には大いなる遺産が最強のSD騎士ガンダムゲーですが、円卓の騎士もまだギリギリ流行ってました。以降はコミックボンボンの漫画もカードダスも下火になっていった印象。
ゲームとして普通に出来がいいし、ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポスというSDヒーローRPGよりこっちがオススメ

大いなる遺産で忘れられないのは糞強い巨人ボスと、それに対抗できる武闘家ネモのれんぞく。普通のガンダムでは量産機であるネモがこれほど活躍できるゲームはこれしかない。
円卓の騎士だと時限隠しキャラであるバーサルナイト鈴木・・。こいつのせいで最初からやり直したのは俺だけじゃないはず(笑)

ここでSDガンダムRPGの歴史は俺の中で途絶えましたが、PS2でガンダムトゥルーオデッセイというSDガンダムRPGが発売され、うおおおおおと歓喜したんだけど、いざ遊んでみたら・・・。

俺が楽しめない年齢になったのか、ゲーム自体がアレなのか今でもわからんけど、かなり寂しくなりました(笑)



14.ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説(1992年)

スーファミでの最強ドラゴンボールRPGはコレ。
ファミコンの強襲サイヤ人+激神フリーザの内容だし、ラストは超サイヤ人になったベジータが隠しボスとして出てくる展開まである。
これも大人になってから再クリアするほど好きなゲームでした




15.ドラゴンボールZ 超武闘伝(1993年)

今ではドラゴンボールのゲーム=格闘系という認識が当たり前ですが、これが発売されるまでは違いました。
ここから格闘アクションとしての歴史が始まるんですよね。
俺も超がつくほどハマったし、毎日毎日たくさん友達が遊びに来て自分で遊ぶ時間があんま無いくらい人気のソフトでした(笑)




16.エルナード(1993年)

エニックスから発売されたRPGです。
これはかなりマイナーな存在な方だと思う。全体的に寂しいというか、悲しい世界観なんですよね・・BGM含めて。
悲しげな雰囲気はソウルブレイダーとか、実質のシリーズ物であるミスティックアークに近いゲームです

複数の主人公から操作キャラを選び、パートナーも自分で選べる。
選ばなかったキャラが主人公を追う存在になったり、とある国で暴君になってたりと、地味だけどシリアスな展開だったりします。しかもラスボスの存在もなかなか衝撃的で、知名度の低さが勿体ない名作だと思うな。
ちなみにテンポも当時のゲームとしては良い方で、俺は2回クリアしてますグッグッ




17.大爆笑!人生劇場 ドキドキ青春編(1993年)

みんなで遊べるボードゲームです。
これはどれを遊んだかで人それぞれベストな物が変わってくるシリーズなんですが、俺の場合はこの現代編です。高校生活を送って、最後はどんな大人になるかエンディングで見る事ができる。
こいつゲロリンだああああああ!は今の時代ではいじめ問題でアウトな名台詞だと思う(笑)




18.スーパー伊忍道 打倒 織田信長(1992年)

光栄から発売されたRPG。
俺が遊んだのはスーファミ版です。
これは暗殺未遂から復活した織田信長が悪魔になるというゲームなんですが、プレイによって2ルートに分岐するらしく、俺は2回クリアしてるけど、片方のルートを見てないんですよね・・。なんかいつもと違うと思ったけど最後までやらなかったプレイがあって、それが違うルートに分岐した時だったみたい

主人公の伊賀忍者が日本全国を巡りながら力をつけ、信長と敵対する大名と協力して戦っていくという流れ。
ダンジョンも平泉、壇ノ浦、佐渡金山、比叡山など、歴史モノ好きにはたまらない設定がおもしろい。仲間も50~100人くらい登場するキャラの中から選べるし、協力する大名も自由。そして登場人物は仲間含めて死亡=消滅する可能性まである・・。

普段はRPG、合戦パートはシミュレーションという珍しいジャンルで、光栄のゲームのいいところが詰め込まれた良作なんですよね

問題はテンポが悪いし、難易度も高いところ。
ダンジョンの暗いBGM、敵デザイン、仲間が死んでしまう可能性があるという点で、昔は少し怖かったです(笑)




19.斬2 スピリッツ(1992年)

初めて遊んだ歴史ゲームでもなければ、初めてクリアした歴史ゲームでも無いんですが、初めてめちゃくちゃおもしれー!と思った歴史ゲームがこの斬2です。
ちなみに斬3はなぜかつまらないのでオススメしない。
大名だけでなく、浪人含めて配下武将でも遊べるし、当時よくあった初期選択大名の時点でほぼ詰んでいるという理不尽さも無い。キャラデザインはもちろん、同ジャンルへの慣れがなければ戸惑ってしまうであろう用語もわかりやすく、戦国歴史ゲー初心者にピッタリなゲームでした。
現代ではキャラデザインなどでゲームにおける歴史ゲーへの敷居はかなり下がってますが、この当時ではかなり珍しかったです。ちなみに僕が初めて遊んだ歴史ゲーは武田信玄で、初めてクリアしたのは烈火のごとく天下を盗れ!(バンプレスト)でした




20.ブレス オブ ファイア2(1994年)
21.ブレス オブ ファイア3(1997年)

シリーズ6作目もソシャゲでリリースされてましたが、テレビゲームとしては5作目(PS2)で終わっているカプコンのRPG。
ドラクエやFFに知名度はもちろん劣りますが、面白さでは決して負けていないシリーズだと思っています。もしもベスト150だったらシリーズ5作目もチョイスしてますが、今回はこの2作で。
釣り、狩り、街づくりができるというのも特徴的で、後にドラクエが取り入れた移民の町システムを数年前から先取りしてましたね




22.川のぬし釣り2(1995年)
23.川のぬし釣り 秘境を求めて(1998年)


友達の家でつり太郎というゲームを見た影響で買って、そのままハマったシリーズです。
シリーズはこれ以外にも遊んでるんだけど、かなり長く遊んだこの2本をチョイス。最後に遊んだのはワンダフルジャーニー(PS2)。牧場物語シリーズは続いてるけど、こっちは終わってしまいましたね

ジャンルは釣りRPG。
釣って稼いで道具を揃えて、ぬしを釣りあげるために冒険するというお決まりの流れ。1度遊ぶと先のシリーズを買っても中身があんま変わってない事に気づきます‥(笑)

後に自分でリアルに釣りにハマった事もあって、こっちには居ない魚をたくさん知るきっかけにもなりました




24.かまいたちの夜(1994年)

遊ぶ本or小説といえるサウンドノベルの金字塔といえる1本。
雪山の中になるペンションで人が次々に殺されていくアドベンチャーゲーム。
かまいたちシリーズは移植されたPS版含め、5本遊んだんじゃないかな。PS3の真かまいたちの夜は糞すぎて最悪でしたが、俺は評判があまり良くないかまいたちの夜2~3も結構好きです

このゲームの良さはBGMの質はもちろんだし、想像力に働きかける怖さなんですよ。
もしもこの場に自分がいたらなんて事を考えてしまう没入感と、これ以上追い込まれたくないという気持ちになるシナリオが好きです。そして自力で被害者を出さないルートに辿り着いた時の達成感が凄くって、色んなサウンドノベルをこの後も遊びましたが、殺人サスペンス物ではやっぱこれを越えるモノには出会えないですね




25.学校であった怖い話(1995年)

SFCのサウンドノベルは先に挙げたかまいたちの夜、魔女たちの眠り、弟切草、夜光虫なんかを遊んだんですが、このベスト100にもう1つ挙げるなら学校であった怖い話です。
実写の生徒に話を聞いていくという流れなので、今から遊ぶなら古臭さが強いと思うんですが、これかなり怖かったですね。
特に印象に残っているのは殺人クラブ、清水さんに関するエピソード。実際に遊ぶ事をオススメしますが、現代なら読むだけの古いゲームは動画サイトでもありかもしれません。
まあ、殺人クラブに関しては実際に遊んだ時じゃないと全く怖くないと思うけど(笑)





26.ライブ・ア・ライブ(1994年)

スクウェアから発売されたRPGです。
リアルタイムで過ごした世代にはそこそこ有名ですが、それを過ぎた世代からの知名度は落ちるかなという1本ですね。
様々な時代を舞台にしたゲームで、各シナリオをクリアして最後に全てが交わるタイプの流れになっています。特徴的なのはシナリオによって遊び方が全然違ったりするところ。
レトロRPGを語るなら必修科目といっていい1本ですが、システム的にはサガ系のRPGといえるので、難易度はそこそこ高いかもしれない




27.ワールドネバーランド オルルド王国物語(1997年)

これは初代PSで個人的にはベスト5どころかベスト3に入れたいくらい好きな1本。
架空の国で仕事、恋愛、結婚、葬式など、国民の1人として生活する事ができるシミュレーションなんです。牧場物語が好きな人ならこれも楽しめるはず。もちろん寿命もあるから子供を作っておかないとダメ。
当時、僕の家で遊んだ友達が3人もこのゲームを自分で買っちゃうくらい、遊べば面白いゲームなんですよ

夜明けを告げる鐘の音と共に船を出そうというOPの語りだけで切なくなるほど繰り返し遊んだ思い出のゲームグッ


 



パソコン向けのプロモーション動画らしい。
語りの音声がないのは寂しいけど、雰囲気が気になる人は見て欲しい。近年だとソシャゲ、Switchでも出てるみたいですね。
まあ、ソシャゲのは遊んですぐ止めたんだけどさゲローゲロー



まだまだSFC~初代PSだけでかなりあるんですが、懐かしくて長々書いてたら意外と時間が掛かったので、続く!!

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